専門学校の実習でデイサービスを訪れ、機能訓練を通じて利用者様の表情が変わっていく様子に強く心を動かされました。歩けるようになったことよりも、外出する意欲が戻ったことをご家族が喜んでおられた場面が忘れられません。柔道整復師として機能訓練指導員の役割を担いたいと考え、志望いたしました。貴施設は個別機能訓練に力を入れ、一人ひとりの目標を丁寧に設定されていると伺っています。実習中は、利用者様の話をひたすら聞く時間を大切にしました。昔の仕事や趣味を伺うことで、その方が何を取り戻したいのかが見えてくると学んでいます。その姿勢を現場でも貫きたいです。経験は浅いですが、生活歴や趣味まで聞き取り、その方が本当にやりたいことから目標を組み立てる関わりを大切にしてまいります。
介護施設の志望動機 例文18選
柔道整復師は、介護施設で機能訓練指導員として働くことができます。痛みを取ることが中心の接骨院とは、求められる視点が大きく変わります。このページでは、生活期の支援を前提とした例文を掲載しています。
介護施設の採用で見られていること
柔道整復師は、介護保険上の機能訓練指導員として配置できる資格の一つです。デイサービス、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホームなど、施設の種別によって役割は変わりますが、共通しているのは「治す」ではなく「生活を維持する・支える」ことが目的だという点です。
採用側が最も気にするのは、この発想の切り替えができているかどうかです。接骨院での経験が長い方ほど、症状を改善させることに意識が向きがちですが、介護施設では改善が難しい方も多くいます。歩けるようになることではなく、トイレに一人で行けること、家族と外出できることを目標に置ける視点が求められます。
また、施設内で柔道整復師は少数派です。介護福祉士、看護師、生活相談員、ケアマネジャーといった他職種と情報を共有しながら働くため、身体機能の視点を分かりやすく伝えられることが評価につながります。個別機能訓練計画書の作成や記録が業務に含まれる施設も多く、書類仕事への抵抗のなさも見られています。
介護施設で働く1日の流れ
デイサービスを例にした一日の流れです。老健や特養では時間割が変わりますが、記録と多職種連携が業務の柱である点は共通しています。
- 8:30朝礼、その日の利用者様の体調と申し送りの確認、訓練室の準備
- 9:00送迎の到着。バイタル測定、体調の聞き取り
- 10:00集団体操。全員が参加できる難易度に調整しながら進める
- 11:00個別機能訓練。目標に沿ったプログラムを1対1で実施
- 12:00昼食・休憩。食事の様子から嚥下や姿勢の変化に気づくこともある
- 13:30午後の個別訓練、入浴の見守りや介助に入る事業所もある
- 15:00レクリエーション。楽しみながら身体を動かす時間
- 16:00送迎、実施記録の入力、計画書の見直し、カンファレンス
介護施設の志望動機に必ず入れたい3つの要素
施術者としての経験をそのまま並べても響きません。生活を支える仕事であることを踏まえて、次の3点を書いてください。
生活期を支える視点
機能の改善だけでなく、その方が続けたい生活を守ることが目的だと理解していると示します。「歩行距離を伸ばす」ではなく「一人で買い物に行けるようにする」といった目標の立て方ができると強いです。
機能訓練指導員としての役割理解
個別機能訓練計画書の作成、目標設定、評価と記録。これらが業務に含まれることを理解して書くと、即戦力として見てもらえます。経験がなくても、役割を調べたうえで応募していることは伝わります。
多職種の中での立ち回り
介護職員や看護師と日々連携する職場です。身体の使い方を職員に共有して介助負担を減らす、カンファレンスで機能面の視点を提供するなど、チームへの貢献の形を具体的に書きましょう。
前職別の書き分け
介護施設では「治す」発想のまま書くと落ちます。前職ごとに、どこを切り替えるかを整理しました。
- 接骨院からもっとも多い経歴です。手技による除痛は強みですが、それだけでは足りません。「痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切りたい」のように、生活の維持につなげて書いてください。
- 整形外科クリニックから医療的な視点で変化を早期に見つけられることが武器です。「退院後に機能が落ちる方を見てきた」という動機は、生活期を選んだ理由として非常に自然です。
- 訪問マッサージ・訪問リハから生活環境まで含めて見る力と、ご家族への説明経験がそのまま活きます。「一対一で培った観察力を、施設という長く関われる場で活かしたい」と書けます。
- 別の介護施設から即戦力です。個別機能訓練計画書の作成経験、加算の算定に関わった経験、カンファレンスでの発言を具体的に書きます。施設種別が変わる場合は、その理由を必ず添えてください。
- 新卒実習で見た場面や、祖父母との関わりが材料になります。「歩けるようになること」ではなく「買い物に行けること」を目標に置く発想が書けると、理解の深さが伝わります。
穴埋めテンプレート
「治す」ではなく「生活を支える」に発想を切り替えられているかが最大の評価点です。
- ① 生活期に関わりたい理由なぜ改善ではなく維持・支援の領域を選んだのかを、自分の経験から書く記入例:痛みが引いても生活そのものが縮んでいく高齢の患者様を何人も見てきました
- ② 機能訓練指導員として活かせること手技・評価に加え、目標設定や記録、介助のしやすさなど施設で役立つ形にする記入例:手技による除痛と機能訓練を組み合わせ、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切れると考えております
- ③ 多職種の中での貢献介護職員・看護師・ケアマネとどう連携するかまで書く記入例:身体の使い方を職員に共有し、介助の負担を減らすことでケア全体の質を高めてまいります
3つをつなげた完成例
接骨院で勤務するなかで、痛みが引いても生活そのものが縮んでいく高齢の患者様を何人も見てきました。身体を治すだけでは足りず、生活を支える視点が必要だと考えたことが志望の理由です。手技による除痛と機能訓練を組み合わせ、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切りたいと考えております。身体の使い方を職員の皆様にも共有し、介助の負担を減らすことでケア全体の質を高めてまいります。
下の例文一覧から近いものを選び、この3つの要素が入っているかを確認しながら書き換えると早く仕上がります。
文字数別の例文(120字・200字・300字)
欄の大きさに合わせて3つの長さを用意しました。短い欄では「治すではなく生活を支える」という発想の切り替えを最優先で残してください。文字数は空白を除いた実数です。
約118字 — 3〜4行の小さな欄・応募フォーム向け
接骨院で勤務するなかで、痛みが引いても生活そのものが縮んでいく高齢の患者様を見てきました。生活を支える視点が必要だと考え志望いたしました。手技による除痛と機能訓練を組み合わせ、日常動作の維持を通じてその方らしい暮らしを支えてまいります。
約186字 — 5〜7行の標準的な欄向け(もっとも多い形)
接骨院で七年間勤務するなかで、痛みが引いても生活そのものが縮んでいく高齢の患者様を何人も見てきました。身体を治すだけでは足りず、生活を支える視点が必要だと考えたことが志望の理由です。手技による除痛は自分の得意分野であり、機能訓練と組み合わせることで、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切れると考えております。日常動作の維持を通じて、その方らしい暮らしを支えてまいります。
約280字 — 職務経歴書・志望動機欄が大きい様式向け
接骨院で七年間勤務するなかで、痛みが引いても生活そのものが縮んでいく高齢の患者様を何人も見てきました。身体を治すだけでは足りず、生活を支える視点が必要だと考えたことが志望の理由です。手技による除痛は自分の得意分野であり、機能訓練と組み合わせることで、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切れると考えております。目標は歩行距離ではなく、一人で買い物に行けることのように、生活の言葉で設定したいと考えています。身体の使い方を職員の皆様にも共有し、介助の負担を減らすことでケア全体の質を高めてまいります。日常動作の維持を通じて、その方らしい暮らしを支えてまいります。
下の例文一覧に掲載しているのは300〜400字の詳しい版です。短い欄に入れる場合は、履歴書の書き方の「長い志望動機を短くする手順」もあわせてご覧ください。
書き出し・締めの言い回し
最初と最後の一文が決まると、間は経験を並べるだけで形になります。近いものを選んで組み合わせてください。
書き出し
- 痛みを取るだけでなく、生活そのものを支える視点が必要だと考え、志望いたしました。
- 祖母が転倒をきっかけに寝たきりになった経験から、予防に関わりたいと考えるようになりました。
- 個別機能訓練に力を入れ、一人ひとりの目標を丁寧に設定されている点に魅力を感じました。
- 柔道整復師として、機能訓練指導員の役割を担いたいと考え応募いたしました。
締め
- 日常動作の維持を通じて、その方らしい暮らしを支えてまいります。
- 身体機能の視点を多職種に共有し、ケア全体の質を高めることに貢献いたします。
- 転倒件数という明確な数字で成果を示せるよう取り組んでまいります。
- ご本人とご家族の希望を丁寧に伺い、達成できる目標を積み重ねてまいります。
介護施設の志望動機でありがちなNG
「高齢者と接するのが好き」だけで終わっている
祖父母と過ごした経験から高齢者と接することが好きで、介護の分野で働きたいと考えました。
祖母が転倒をきっかけに寝たきりになった経験から、予防に関わりたいと考えました。バランス訓練や住環境の助言まで踏み込み、転倒件数の減少に貢献したいです。
人柄は伝わりますが、専門職として何ができるかが見えません。資格を持つ人間としての貢献を必ず添えてください。
施術者の発想のまま書いてしまう
手技によって利用者様の痛みを改善し、身体を良い状態に保ちたいと考えております。
手技による除痛と機能訓練を組み合わせ、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切りたいと考えております。日常動作の維持を通じて生活を支えます。
施術はあくまで手段です。生活のどこがどう良くなるのかまで書くと、生活期の仕事を理解していると伝わります。
状況別の書き方
同じ介護施設あてでも、新卒か、経験10年以上か、ブランクからの復職かで書くべき中身は変わります。下の例文一覧は状況で絞り込めるので、自分に近いものから読んでください。
- 新卒・未経験(2件)実務経験の代わりに、実習・部活動・自分の怪我の経験を軸に組み立てた例文です。
- 経験3年以内(1件)担当した症例の幅と、任された業務を具体的に書いた例文です。若手の転職で使えます。
- 経験4〜9年(11件)得意分野と、工夫して結果を出した経験を軸にした例文です。もっとも件数が多い層です。
- 経験10年以上(4件)後進の育成や院の運営への関与など、組織にどう効いたかまで書いた例文です。
- ブランク・復職(1件)離職期間の伝え方と、復帰にあたって準備したことを盛り込んだ例文です。
- 子育てと両立(1件)限られた時間で成果を出す姿勢と、働き方への希望を両立させた例文です。
介護施設の志望動機 例文18選
新卒、接骨院からの転職、訪問マッサージ経験者、ブランクからの復職、セカンドキャリアまで掲載しています。デイサービス・老健・特養など施設種別ごとの例文もあります。
掲載している例文はいずれも300〜400字です。履歴書の小さな欄に入れる場合は、文字数別の例文をお使いください。
状況で絞り込む
祖母が自宅で転倒して大腿骨を骨折し、そこから寝たきりになってしまった経験があります。あと少し早く関わっていればと悔やむ気持ちが、今の仕事の原点です。整骨院で四年間勤務し、転倒後の高齢者を数多く見てきましたが、怪我をしてから関わるのでは遅いと感じるようになりました。転倒予防に力を入れておられる貴施設で働きたいと考えています。施術で培った身体を診る力に加え、バランス能力の評価や住環境の助言まで踏み込んだ関わりができます。整骨院では、来院された高齢の患者様に自宅の段差や手すりの有無を必ず伺うようにしていました。話を聞くだけで危険な場所が見えてくることも多く、予防の第一歩になると考えています。ご家族の不安にも寄り添える存在でありたいと考えています。
接骨院で七年間、痛みを取ることを中心に働いてまいりました。高齢の患者様が増える中で、痛みが引いても生活そのものが縮んでいく方を何人も見てきました。身体を治すだけでは足りず、生活を支える視点が必要だと考えるようになったことが転職の理由です。生活期のリハビリに関われる貴施設を志望いたしました。手技による除痛は自分の得意分野であり、機能訓練と組み合わせることで、痛みを理由に動かなくなる悪循環を断ち切れると考えています。前職では、痛みが強い時期でも座ったままできる運動をお伝えし、動かない期間をつくらないよう工夫してきました。動かない日が続くと戻すのに何倍も時間がかかることを痛感しています。日常動作の維持を通じて、その方らしい暮らしを支えたいです。
整骨院で八年間勤務し、二人の子育てをしながら働き続けてまいりました。夜間の勤務が続く働き方に限界を感じ、日勤中心の職場を探しております。育児を通じて、時間の制約がある中で優先順位を判断する力が身につきました。また、思うようにいかない相手に根気強く向き合う姿勢も、この仕事に通じると感じています。貴施設は日勤のみで、職員の家庭の事情にも配慮されていると伺いました。長く勤めたい自分にとって理想的な環境です。育児と両立する中で、限られた時間で成果を出すために準備を徹底する習慣がつきました。前職では朝の十五分で当日の計画を立て、遅れを出さない進め方を続けています。高齢の利用者様に対しても、その方の生活リズムを尊重した支援を心がけてまいります。
デイサービスで六年間、機能訓練指導員として集団体操と個別訓練の両方を担当してまいりました。訓練を嫌がっていた方が自ら参加されるようになるまでには、必ずきっかけがあります。それを見つけるために、生活歴や趣味の話を丁寧に聞くことを習慣にしてきました。結果として、参加率を大きく改善した実績があります。同じ通所系のサービスを運営される貴施設で、この経験を活かしたいと考えています。参加をためらう方には、まず見学だけでも構わないとお伝えし、居場所をつくることから始めてきました。訓練の効果よりも、来たいと思える場であることが先だと考えています。測定値の変化だけでなく、意欲や表情の変化も記録に残し、職員間で共有できる仕組みづくりにも貢献してまいります。
介護老人保健施設で九年間勤務し、重度の方の拘縮予防や褥瘡予防に取り組んでまいりました。在宅復帰を目標とする施設でしたが、実際には自宅に戻れない方も多く、その方々の生活の質をどう保つかを考え続けてきました。生活の場である特別養護老人ホームで、腰を据えて関わりたいと考えたことが志望の理由です。貴施設は日々のケアの中に機能訓練の視点を取り入れておられると伺いました。拘縮が進んだ方でも、日々のポジショニングを見直すことで介助の負担が減り、表情が和らぐ例を数多く見てきました。介護職員の腰痛予防にもつながる取り組みだと考えています。現場に負担をかけない形で提案します。介護職員と連携し、ポジショニングや移乗の方法を共有することで、施設全体のケアの質を高めてまいります。
祖父母と同居して育ち、高齢の方と過ごす時間が当たり前にある環境で育ちました。祖父が畑仕事を続けられるよう体操に付き合ううちに、身体を支える仕事に就きたいと考えるようになりました。柔道整復師の資格を選んだのは、手技で直接身体に触れながら関われる点に惹かれたためです。機能訓練を重視される貴施設で、専門職として役割を果たしたいと考えています。新卒のため技術はこれからですが、高齢の方の話をゆっくり聞くことには慣れています。実習では認知症のある方への声かけに苦労しましたが、相手のペースに合わせることで表情が変わる経験をしました。急がず待つことの大切さを、そこで教わったと感じています。その姿勢を忘れずに関わってまいります。信頼関係を築くところから、丁寧に始めてまいります。
訪問マッサージの事業所で四年間、在宅の高齢者を担当してまいりました。ご自宅に伺うことで、家族関係や住環境まで含めて支援する難しさとやりがいを学んでいます。一方で、一人あたり二十分という限られた時間では、機能の改善まで踏み込めないもどかしさがありました。施設という生活の場で、より長い時間をかけて関わりたいと考え志望いたしました。一対一で培った観察力を活かし、わずかな変化も見逃さず職員間で共有してまいります。訪問先では、ご家族が抱える不安を伺う時間も大切にしてきました。専門職に相談できる相手がいることで、介護を続けられる方が多いと実感しています。施設でも、ご家族との対話を丁寧に重ねたいと考えています。在宅を知る立場として、退所後の生活を見据えた助言もできると考えています。
整骨院で五年間勤務し、転倒による骨折で来院される高齢者を数多く見てまいりました。多くは自宅内での転倒で、少しの工夫で防げたと思われる事例が大半でした。怪我をしてから関わるのではなく、その前に手を打つ仕事がしたいと考えるようになったことが転職の理由です。予防の取り組みに力を入れておられる貴施設で働きたいと考えています。バランス訓練の指導に加え、居室の環境調整や履物の助言まで踏み込んだ提案ができます。前職では、退院後に初めて来院された方の多くが自宅内で転倒していました。玄関やトイレなど、危険な場所には共通の傾向があることも分かっています。その知見を施設内の環境整備にも役立てられると考えています。転倒件数という明確な数字で、成果を示していきたいと考えています。
デイサービスで五年間、機能訓練に加えてレクリエーションの企画を担当してまいりました。訓練だと構えてしまう方も、楽しみながらであれば自然と身体を動かしてくださいます。季節の行事に下肢の運動を組み込むなど、意識させない工夫を重ねてきました。利用者様の意欲を大切にされる貴施設で、この経験を活かしたいと考えています。どれほど効果的な訓練でも、続かなければ意味がありません。企画では、参加者の身体機能に応じて三段階の難易度を用意し、誰も取り残されない形にしてきました。できたという実感が次の参加につながることを、現場で何度も確認しています。意欲を引き出す工夫を続けます。続けられる形に落とし込むことこそが専門職の役割だと考え、選ばれる時間をつくってまいります。
介護施設で七年間、介護福祉士や看護師、管理栄養士とともに働いてまいりました。食事量の低下が筋力低下につながるなど、専門職同士が情報を持ち寄って初めて見える課題が数多くあります。カンファレンスでは身体機能の視点から積極的に発言し、ケアプランの見直しにつなげてきました。チームケアを重視される貴施設の方針に強く共感しております。柔道整復師として、移乗や体位変換の場面で介護職員に身体の使い方を伝える役割も担ってきました。職員の負担が減ることは、結果として利用者様へのケアの質を高めます。現場全体を支える動き方をしたいです。柔道整復師は施設内で少数派になることが多い職種ですが、だからこそ他職種にない視点を提供できると考え、連携の要となれるよう努めてまいります。
介護老人保健施設で八年間、在宅復帰を目標としたリハビリに携わってまいりました。訓練室で歩けることと、自宅で暮らせることの間には大きな隔たりがあります。退所前に自宅を訪問し、実際の動線で確認する取り組みを導入したところ、復帰後の再入所が減った経験があります。在宅復帰率の向上に取り組まれる貴施設で、この経験を活かしたいと考えています。自宅訪問では、ご家族が実際にどこまで介助できるかを率直に伺うようにしていました。理想を語るより、続けられる形を一緒に決めることが復帰後の生活を守ると考えています。現実的な目標設定を得意としています。ご家族との面談にも積極的に関わり、できることとできないことを率直にお伝えしながら、現実的な目標を共有してまいります。
特別養護老人ホームで十年間勤務し、看取りの場面にも数多く立ち会ってまいりました。機能の維持が難しくなった段階でも、身体の負担を減らす関わりには意味があります。ポジショニングを工夫することで表情が和らぎ、ご家族が安心される場面を何度も経験してきました。同じ理念を掲げておられる貴施設で働きたいと考えています。改善だけを成果とせず、その方が穏やかに過ごせる時間をつくることも専門職の仕事だと考えています。看取り期には、ご家族が何もできないと感じてしまわないよう、手を握る位置や身体の向きなど、できることをお伝えするようにしてきました。関わり方を示すことも専門職の役割だと考えています。最期まで尊厳を守る関わりを、これからも続けてまいります。
介護施設で十二年勤務した後、家族の事情により三年間離職しておりました。復帰にあたり、介護保険制度の改定内容を学び直し、認知症ケアに関する研修も受講してまいりました。離れていた間に制度は変わりましたが、高齢の方との関わり方や身体を診る目は失われていないと考えています。教育体制の整った貴施設であれば、感覚を取り戻しながら着実に戻れると考え志望いたしました。年下の職員から学ぶことも多いと理解しております。離職中は自分の家族の介護に向き合い、支える側の負担の重さを改めて実感しました。職員として関わるとき、ご家族の疲れにも目を向けられることは、この経験があってこそだと考えています。復帰後はその視点を活かします。謙虚な姿勢で、一日も早く戦力として貢献してまいります。
整骨院で三年間勤務する中で、認知症のある高齢の患者様への対応に難しさを感じる場面が何度もありました。同じ説明を繰り返しても伝わらず、自分の関わり方に問題があるのではないかと考えるようになりました。学ぶうちに、少人数で家庭的な環境の中で関わるグループホームに強い関心を持つようになっています。身体機能の維持は、住み慣れた場所で暮らし続けることに直結すると考えています。整骨院では、認知症のある方に何度も同じ説明を繰り返すのではなく、動作で示す方法に切り替えたところ、伝わるようになった経験があります。言葉に頼らない関わり方を学びました。その工夫を現場で広げたいです。専門職としての視点を提供しながら、まずは一人ひとりの生活歴を知ることから始めてまいります。
デイサービスで六年間勤務し、認知症のある利用者様の機能訓練を数多く担当してまいりました。声をかける順序や立ち位置、周囲の音の量によって、取り組み方がまったく変わることを学んでいます。拒否があった方でも、環境を整えるだけで参加できるようになった例が何度もありました。認知症ケアに力を入れておられる貴施設で、この経験を活かしたいと考えています。訓練の内容よりも、その方が安心して過ごせる環境を整えることを優先する場面も多くありました。焦らせないことが、結果として機能の維持につながると実感しています。一人ひとりに合わせた関わりを続けます。身体機能へのアプローチと、その方が安心できる環境づくりの両面から支援し、できることを一つでも長く保てるよう努めてまいります。
整形外科で十年間、高齢の患者様のリハビリを担当してまいりました。退院時には歩けていた方が、数か月後に車椅子で再受診される場面を何度も見てきました。医療機関での関わりは一時的であり、生活の場での継続こそが結果を左右すると痛感しています。生活期を支える貴施設で、医療機関での経験を活かしたいと考えました。医療的な視点を持つ職員として、受診が必要な変化を早期に見つけて看護師や医師へつなぐ役割も担えます。外来では、次の受診までの生活を想像しながら助言することを心がけていました。施設であれば毎日の様子を見られるため、変化に応じて関わり方を細かく変えられる点に魅力を感じています。その利点を最大限に活かしたいです。医療と介護の間をつなぐ存在になりたいと考えています。
二十二年間、整骨院で施術一筋に働いてまいりました。長く通ってくださった患者様が、加齢とともに来院できなくなっていく姿を見送るたびに、通えなくなった後の生活を支える仕事に移りたいという思いが強くなりました。柔道整復師の資格は、機能訓練指導員としてそのまま活かすことができます。経験のある人材を求めておられる貴施設で、これまでに培った技術を還元したいと考えています。長く担当した患者様が施設に入られた後、面会に伺った際に別人のように動けなくなっておられたことがあります。あのとき自分に何ができたのかという問いが、今の志望の原点です。若い職員の多い環境と伺っておりますが、支える立場として、また学ぶ立場として、謙虚に関わってまいります。
提出前のチェックリスト
書き換えが終わったら、提出前に次の項目を確認してください。1つでも当てはまらない場合は、その部分だけ書き直します。
- 「高齢者が好き」だけで終わっていないか
- 施術者の発想のまま、痛みの改善だけを書いていないか
- 生活動作に結びつけた目標の書き方になっているか
- 機能訓練指導員の役割(計画書・記録)を理解していると伝わるか
- 多職種との連携に触れているか
- 応募先の施設種別(デイ・老健・特養など)に合った内容か
志望動機が固まったら、書類全体の仕上げに進んでください。柔道整復師の履歴書の書き方では免許欄や職歴欄の書き方を、柔道整復師の面接でよく聞かれる質問と回答例では書類の内容をどう話すかを解説しています。
応募前に求人票で確認したいこと
「介護施設」とひとくくりにせず、種別と体制を確認してから応募してください。働き方がまったく変わります。
- 施設の種別デイサービス、リハビリ特化型デイ、老健、特養、有料老人ホーム、グループホーム。目的も対象者の状態も違います。まずここを見てください。
- 機能訓練指導員の人数一人配置か複数かで負担が変わります。一人の場合、計画書の作成から実施・記録まですべてを担うことになります。
- 算定している加算個別機能訓練加算などの記載があれば、計画書と記録が業務に含まれます。求められる書類仕事の量が読み取れます。
- 介護業務の範囲「介護業務あり」と書かれている場合、移乗や入浴の介助に入ります。専任で機能訓練のみを担当できるかを確認してください。
- 送迎の有無通所系では送迎に入ることがあります。運転免許の要否と、送迎が1日に何往復あるかを確認しておきます。
介護施設の志望動機に関するよくある質問
介護施設の機能訓練指導員は、1日に何人くらい担当しますか?
デイサービスでは、集団体操に加えて個別機能訓練を1日5〜15名程度担当することが多くなっています。1人あたり20分前後です。利用者定員と機能訓練指導員の人数から概算できるので、求人票で確認してください。
介護施設で働くと、施術の技術は落ちますか?
整復や固定など急性外傷の技術は、機会が減るため鈍ります。一方で、生活動作に結びつけた目標設定、多職種への説明、認知症のある方への関わり方など、接骨院では身につきにくい力が伸びます。何を伸ばしたいかで選ぶのが現実的です。
夜勤はありますか?
機能訓練指導員としての勤務であれば、夜勤がないことがほとんどです。デイサービスは日勤のみ、老健や特養でも機能訓練の担当者は日勤帯の配置が一般的です。求人票の勤務時間欄で確認してください。
柔道整復師が機能訓練指導員になるには、資格以外に何が必要ですか?
柔道整復師の免許があれば、機能訓練指導員として配置されるための要件は満たしています。実務では、個別機能訓練計画書の作成、目標設定、定期的な評価と記録が業務に加わります。介護保険制度や加算の仕組みを理解しておくと、入職後の立ち上がりが早くなります。
介護施設での勤務が未経験でも転職できますか?
できます。実際に、接骨院や整形外科から転職する方は多くいます。志望動機では、高齢の患者様と関わってきた経験や、転倒予防・日常動作の指導に取り組んだ経験を書くと説得力が出ます。未経験であることよりも、生活を支える仕事だと理解しているかどうかが見られています。
デイサービスと特養で、志望動機の書き分けは必要ですか?
必要です。デイサービスは在宅生活を続けるための通所サービスなので、意欲を引き出す関わりや集団体操の工夫が響きます。特別養護老人ホームは生活の場であり、看取りまで関わることもあるため、機能の維持だけでなく穏やかに過ごせる時間をつくる視点が求められます。
志望動機の添削は、無料の転職相談で
応募書類の添削から求人紹介まで、柔道整復師の転職を専任アドバイザーが無料でサポートします。